世界がもし100人の村だったら

早いもので今年も残り1ヶ月余りとなりました。今回は、今年感銘を受けた文章のご紹介をさせていただきます。
元世界銀行人事カウンセラーの中野裕弓さんが、アメリカの友人から送られてきたメールを日本語に訳して、多くの人に配信したことから広まった「100人の村」のムーブメント。
現在小・中学生の教科書でも「100人の村」の内容が取り上げられているとのことです。
この文章は、今年の1月にある講演会で耳にすることがあり印象に残っていました。その後、この文章を訳した中野裕弓さんの講演を聞く機会がありました。日常で起こるいろいろな現実も、大きな視野で見ると違った捉え方ができるかもしれません。既にご存知の方も多いと思いますが、この機会にご紹介させていただきます。
「世界がもし100人の村だったら」
作者:不詳 約:なかのひろみ(元世界銀行人事カウンセラー)
もしも世界が100人の村ならば
もし現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで、
全世界を人口100人の村に縮小するとしたらどうなるでしょう。
その村はどのような人たちが生きている村なのでしょう。
あなた自身のこと、世界のことを考えるきっかけにしてください。
その村には・・・・
57人のアジア人
21人のヨーロッパ人
14人の南北アメリカ人
8人のアフリカ人がいます。
52人が女性で
48人が男性です。
70人が有色人種で
30人が白人
70人がキリスト教徒以外の人たちで
30人がキリスト教徒
89人が異性愛者で
11人が同性愛者
6人が全世界の富の59パーセントを所有し、その6人ともがアメリカ国籍
80人は標準以下の居住環境に住み
70人は文字が読めません
50人は栄養失調で苦しみ
ひとりが瀕死の状態にあり、ひとりは今、生まれようとしています
ひとり(そう、たったひとり)は大学の教育を受け
そしてひとりだけがコンピューターを所有しています

もしこのように縮小された全体図からわたしたちの世界を見るなら、相手をあるがままに受け容れること、自分と違う人を理解することそしてそういう事実を知るための教育がいかに必要かは火を見るより明らかです。
また、次のような視点からもじっくり考えてみましょう。

もしあなたが今朝、目覚めた時、健康だなと感じることが出来たなら・・・ あなたは今週生き残ることのできないであろう100万人の人たちより恵まれています

もしあなたが戦いの危険や、投獄される孤独や、獄門の苦悩、あるいは餓えの悲痛を一度も経験したことがないのなら…。
世界の5億人の人たちより恵まれています

もしあなたがしつこく苦しめられることや、逮捕、拷問または死の恐怖を感じることなしに教会のミサに行くことが出来るなら…。
世界の30億の人たちより恵まれています

もし冷蔵庫に食料があり、着る服があり、頭の上には屋根があり、寝る場所があるなら…。
あなたはこの世界の75パーセントの人々より裕福で

もし銀行に預金があり、お財布にもお金があり、家のどこかに小銭の入ったいれ物があるなら…。
あなたはこの世界の中で最も裕福な上位8パーセントのうちの一人です
もしあなたの両親がともに健在で、そして二人がまだ一緒なら…。それはとても稀なこと!

もしこのメッセージを読むことができるなら、あなたはこの瞬間2倍の祝福を受けるでしょう。なぜならあなたのことを思ってこれを伝えている誰かがいて、その上、あなたは全く文字の読めない世界中の20億の人々よりずっと恵まれているからです。
昔の人がこういいました。わが身から出づるものはいずれわが身に戻り来る、と。
お金に執着することなく喜んで働きましょう
かつて一度も傷ついたことがないかのごとく人を愛しましょう
誰も見ていないかのごとく自由に踊りましょう
誰も聞いていないかのごとくのびやかに歌いましょう
あたかもここが地上の天国であるかのように生きていきましょう
アメリカの友人からのメッセージ 3.2001
作者不詳 訳 なかのひろみ